僕はAIが絶対に正解だとは思っていなくて、AIを活用しながら、さらに自分の麻雀にどれだけ深みをつけられるのかが大事だと思っています。僕もAIを見る時はありますけど、やっぱり自分がプロになって勉強してきた約17年間の時間もあるのでね。そことAIの良い部分を合わせるイメージですかね。
―開幕に向けて何か準備をしているのか。
1年経験した上で言うと、準備という部分は、特に意識することはないと思います。シーズン開幕が近づいたからといって、練習量が増えるとかもあんまりないですし。麻雀はプロ野球とかと違って、休まずにできますから。実際ずっとやっていますし。
―一方、Mリーグは長期戦。体力的にはどうだったか。
確かにシーズン中は麻雀を見る時間が長かったんですよ。それで言うと、オフはお笑いとか自分の好きな動画とかを見ている時間が増えました。今期は2卓同時開催が増えますし、全部は見られないと思うので、しっかりと取捨選択をしたいですね。この選手、ここのチームの試合は見ておかないといけないな、など選んで見るようになるのかなと思っています。
―同じ協会所属の尻無濱航さんがMリーガーになった。どんな選手か。
面白い奴です。狙って天然している時もあれば、素で天然の時もあります。「俺は天然じゃない。狙って笑いを取っているんだ」という風に見せたい天然です。それと、自分と同じコミュニティにいた人間の中で、3本の指に入るイケメンです。
本人もイケメンに関しては認めています。「イケメンに生まれて良かった」と言っているのを聞いたことがあります。ただ、そのくらい言っても良いと思えるカッコ良さはあると思います。麻雀は手堅いです。ファインプレーは少ないけれど、手堅いタイプですね。
―今期の目標は。
チームメイトは「優勝」と言っていますが、僕はちょっとまだ先の出来事すぎてそう言えないんです。まずはレギュラーシーズンの突破から逆算していって、周りとのポイント差を見ながらと、細かい目標を作るのが得意です。東城さんもそういうことが好きというのを知っています。そのあたりを東城さんとやり取りしながら、細かな目標を立てられたらという感じです。
個人としては、2年目に負けると「メッキが剥がれた」と言われると思います。なのでメッキが剥がれたと言われないように3ケタ勝つというのが、ざっくりとした目標です。序盤に立て続けに負けてしまうと、プレッシャーがかかって負けが増えやすくなると思うので、スタートダッシュは大事です。10月中に3ケタに乗っているとかなり楽に過ごせるかな、と。
―昨年、同じタイミングのインタビューで日向藍子さん(渋谷ABEMAS)が「下石さんは強いし、めちゃくちゃ人気が出る」と話していた。
覚えています。僕はめちゃくちゃ恵まれていて、そもそもビーストとEX風林火山の2つのオーディションに出ていたんです。そしてビーストのオーディションに勝った時点で、ありがたいことに応援の声がかなり増えたんですね。
Mリーグ入りしたからすごく増えたような実感はないんですけど、MVPになった、ビーストがファイナルに進出した、ということもあって応援してくださる方が増えた実感はあります。
ビーストファンから感謝の言葉をたくさん伝えてもらいました。中田さんのファンも感謝してくれました。そんな中で、今期はさらに上を目指さなくちゃいけないと思っています。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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