■重要法案に「数値が入っていない」
続いて赤羽氏は、国会に提出された法案の形式について具体的に追及を始めた。政府が提出した法案には、支援の対象となる所得の下限額や上限額、対象者数、具体的な支援額などの数値が一切明記されていなかったためだ。
赤羽氏は、議員生活30年余りの経験を振り返り、「理念法ではない、国民生活に密着した大変重要な制度を作る法案において、数値がまったく入っていない。こうした法案が過去にあったのか調査室に2日間かけて調べてもらったが、前例は見つからなかった」と指摘。「前代未聞であり、私にはまったく理解できない」と述べた。
さらに、これまでの国会審議において政府側が具体的な数字を示さず「国会での審議を十分踏まえて検討する」と繰り返している答弁を挙げ、「具体的な数字が示されていなければ質問もしにくく、政府も答弁のしようがない。これでは議論が深まるわけがない」と指摘した。
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