勝利した広瀬九段は、「去年はタイトルを争うような立ち位置ではなかった。今期も王座戦に星が集まっていたところがあるので、実質的にはまだ至らないところがある。一つ結果を残せて良かった」とコメント。伊藤王座は、失冠という結果について「シリーズとしてあまり内容の良くない将棋が多かった。 結果も良くないと思いますし、もう少し何か変化をしていかないといけないのかなと思っている」と受け止めていた。
広瀬九段の王座奪取により、将棋界の全8タイトルは6冠を保持する藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、24)、伊藤叡王、そして新たに王座に就いた広瀬王座の3人で分け合う構図となった。百戦錬磨の39歳が最高峰の舞台で再び輝きを放ち、将棋界の勢力図に一石を投じる大きな勝利となった。
◆広瀬 章人(ひろせ・あきひと) 1987年1月18日、北海道札幌市出身。2005年4月に四段昇段。2010年度の第51期王位戦でタイトル初挑戦、23歳で初タイトルの王位を獲得。大学在学中でのタイトル獲得は当時史上初だった。以降獲得を重ねて、竜王1期、王位1期、王座1期の通算3期。棋戦優勝は第40期新人王戦の1回。趣味はサッカー観戦、フットサル、麻雀。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
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