選ばれしトップ棋士12人による公開トーナメント「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」の準決勝第二局が10月31日、愛知県常滑市の「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」で行われ、永瀬拓矢九段(34) が八代弥八段(32) を154手で下し、自身3度目となる決勝進出を決めた。
注目の対局は、振り駒の結果で八代八段の先手番に決まり、相掛かりの出だしとなった。序盤から永瀬九段は持ち時間をほとんど消費せずにハイスピードで指し進め、未知の局面へと突入。慎重に陣形を整える八代八段に対し、永瀬九段が突如として仕掛けて盤上は一気に激流へと飲み込まれた。互いに譲らぬ激しい攻め合いとなり、八代八段も冷静に対応。永瀬九段が力強く押し込むかと思われたが、力を溜めていた八代八段が一瞬の隙を突いて抜け出し、反撃を開始した。
激しい攻防戦が繰り広げられる中、永瀬九段は巡ってきたチャンスを見逃さない。先手陣へ鋭く切り込んで優勢を築き、最後は大熱戦を制して勝利を掴み取った。
永瀬九段、八代八段の終局後コメント




