横浜DeNA今永が、初の日本シリーズ出場ながら2度の先発機会で、最高の結果を出した。
 11月4日、対ソフトバンクの第6戦に先発すると、2回にソフトバンク松田に先制ソロを浴びたものの、その後はきれのある直球にチェンジアップなどの変化球を織り交ぜ、7回0/3で2安打2失点11奪三振。第2戦も5回6安打1失点10奪三振と、強力なソフトバンク打線を、2試合続けて手玉に取った。
 今永はレギュラーシーズンで、左のエースとして先発ローテーションを守り11勝7敗。2ケタ奪三振は1度もなかったが、日本一を決める舞台で躍動した。