売り出し中のルーキー・横浜DeNA神里和毅外野手(24)の俊足が、4月13日の試合で初回から「リクエスト」シーンを演出した。
![横浜DeNA神里の激走で審判悩ますリクエスト 森本稀哲氏「僕は映像を見る力だけはある」ときっぱり](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/1/7/724w/img_17591ef5f5b12a8c33e5e7d8b4d936ae544318.jpg)
13日の横浜DeNA対中日1回戦の1回、神里が中日先発の小笠原慎之介投手(20)の3球目を叩くと、打球は高いバウンドでセカンドベース付近へと飛んだ。これをセカンド高橋周平内野手(24)が捕球しすばやく一塁へ送球。間一髪アウトとなった。
一塁へヘッドスライディングした神里がセーフだと思ったかのような表情をするなど微妙なタイミングに、アレックス・ラミレス監督(43)がリクエストを要求。審判団がビデオ判定に入ったが、映像でも判別が難しいほどのタイミングだったようで、リプレイ映像での検証も通常より長い時間がかかった。そして約4分後に出てきた審判団は、判定通りアウトを宣告。横浜DeNAのリクエストは失敗に終わった。
実際、リプレイ映像を見ても判定は難しく、場内のスクリーンに映像が流れた際はセーフだと思った横浜ファンから歓声が上がったほど。しかしAbemaTVの放送で映像が再生されると、解説を務めた森本稀哲氏は「僕にはアウトに見えます」と明言。その通りアウトの判定が出ると、「僕は映像を見る力だけはありますから」とよくわからない自慢をしていた。