元ロサンゼルスドジャース日本担当で、現アリゾナダイヤモンドバックス顧問を務める元スカウトの小島圭市氏(49)が、メジャー挑戦でいきなり大活躍しているロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手(23)について「見て10分で『こいつはとんでもなくなるぞ』と思って、取ろうとすぐに監督に伝えました」と、逸材を発見した時の衝撃を明かした。
![元メジャースカウト小島氏「大谷は10分見て監督に取ろうと伝えた」類稀な身体能力に着目](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/8/a/724w/img_8aae828fc599f2b82e951b1445146c60346367.jpg)
4月14日、AbemaTVの東京六大学野球・2018春季リーグ戦の中継に解説を務めると、選手を見るポイントを話した際に、スカウト時代に見た大谷についての印象を語った。「メジャーのスカウトは1にも2にも身体能力を見る。プレイ中でも練習中でも見られます。アスリートを探せと言われています」と説明すると、高校1年時に大谷を見た際には「まさにアスリート。身体能力をかたまりでしたよ」と驚いたという。
花巻東卒業後は日本ハムに入団し、投手としては日本最速の165キロをマークするなど順調に成長した大谷は、メジャーでも二刀流に挑戦し、ここまで2勝3本塁打と大活躍しフィーバーを巻き起こしている。「彼はメジャーに行っても(通用する)身体能力の高さを証明していますね」と絶賛していた。
(C)AbemaTV