早大OBで日米のプロ野球でも活躍した野球解説者の小宮山悟氏(52)が、ロッテに入団した直後のキャンプ中に、卒業のためにレポートを書いて大学に送っていたエピソードを披露した。
小宮山氏は5月5日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継に解説で登場。学生スポーツらしく、野球と学業の両立についての話題となると、授業への出席やレポートについての思い出を次々と語った。本来1、2年生ぐらいまでに単位を取得する第2外国語の授業を「再々履修で」ドラフト候補とマスコミ各社に取り上げられていたころまで受けていたことで「出席で返事をした時に、周りからくすくす笑われた」と、苦い経験を明かした。
プロ野球のドラフト候補ともなれば、多少なりとも単位取得などに手心が加えられそうなイメージがあるという実況・解説席内の反応に「甘い、甘い」と一蹴。「(入団直後の)ロッテの鹿児島キャンプで、休日に西鹿児島駅の本屋で参考文献を買って、レポートを送って卒業させてもらったんですよ。2月のキャンプの時に、レポート出さないと卒業させないっていうドラフト1位います?」と自嘲していた。
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