野球のU-12日本代表の監督を務める元巨人・横浜の仁志敏久氏(46)が、現役引退後の趣味について「指導の勉強をするのが趣味」と、根っからの指導者に転身した様子を見せた。
![野球U-12日本代表監督・仁志敏久氏「最近の趣味は指導の勉強をすること」](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/d/b/724w/img_dba177546cdb0b1cb5dc33960be64b33610758.jpg)
仁志氏は5月20日、AbemaTVの東京六大学野球 2018春季リーグ戦の中継で解説を担当。U-12日本代表監督としてアマチュア、特に少年野球の選手や指導者に触れる機会が増えたが「1個、何だろうというものを突き詰めようとすると、いくつもの勉強をしないとそこにたどり着かない」と、より指導を高めるために多種多様な勉強を積み重ねているという。
現役時代は「そういうことは考えなかったですね」と振り返り、「プロの人ほど視野が狭くなっていくんです」と語った。さらに「アマチュア野球の方が圧倒的に規模も大きいし、需要も多い。プロは需要も人も少ない」と説明。「少年野球に携わらせてもらっていますが、問題があるのは子どもより大人。野球をする子どもを極端に減らさない方法は大人の方に問題がある。指導する大人も減っていますから」と課題を挙げた。
海外では複数のスポーツを掛け持ちして楽しみ、その中で自分に合ったものを続けていくことが多いが、これには「その方が絶対に将来性はいい」と大賛成。「自分が一番できるものが一番楽しいですから。僕も小学校の時にサッカーをやっていたので、アジリティや足の細かい動きは(野球に)いきました」と、複数のスポーツを行うことで、弱い部分を補えると勧めていた。
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