まさに行司泣かせ 39歳・大ベテラン安美錦が土俵際で逆転勝ち 徳俵で右足一本残す 2019/10/24 20:50 拡大する <大相撲夏場所>◇十日目◇5月22日◇両国国技館 幕内最年長39歳の前頭十六枚目・安美錦(伊勢ヶ濱)が、前頭十二枚目・朝乃山(高砂)を土俵際、逆転の肩透かしで2勝目を挙げた。 前日、8敗目を喫し負け越しが決まった安美錦だが、立ち合いから朝乃山の圧力で押し込まれたものの、足の裏に目がついているかのように、左足裏を俵の上に乗せ、右足裏で徳俵をつかまえると、前のめりになった朝乃山にタイミングよく肩透かしを決めた。行司の軍配は朝乃山に上がったが、協議の結果、軍配差し違えとなり、まさに行司泣かせのベテランらしい白星となった。 続きを読む