5月24日に行われた横浜DeNA対中日の8回戦は、競り合いを制した横浜DeNAが3対2で勝利。投げてはゴールデンルーキー・東克樹投手(22)が6回2失点で4勝目を挙げた。打線も3回にロペス内野手(34)が吉見から同点2ランを放つと、次の1球では筒香嘉智外野手(26)が通算150号となる特大の決勝ホームランを放った。
満員のスタジアムでお立ち台に上がったのは投打のヒーローである東、ロペス、筒香の3人。メモリアル弾を放った筒香は「チャモ(ロペス)に便乗しました」と語り、ロペスは東の新人王の可能性に言及するなど、それぞれがお互いのことを褒め称えながら和気あいあいとしたやり取りを見せた。ヒーローインタビューの内容は以下の通り。
◆東
―まずは今シーズンの4勝目、すごいルーキーです。東克樹選手です。おめでとうございます!
ありがとうございます。
―この景色、いかがですか?
(スタジアムを見回して)すごくきれいだと思います。
―今日は先に点を失いましたが、その後どんな気持ちで立て直したんですか?
野手の皆さんが絶対打ってくれると信じて、自分は粘って投げるだけだなと思って、頑張って投げました。
―今日もベンチではバナナを2本くらい食べてました?
そうですね、2本です。
(5本指を広げたロペス)ファイブ!
(苦笑する東)ノー、ノーノー。
―ロペスさんは5本と言っていますが、2本ということで、あれはやはり大きいんですか。
そうですね。やっぱりエネルギーが大事なので。
―その効果もあってか、いいピッチングをしましたね。
今日は本当に野手の皆さんのおかげだと思ってます。
◆ロペス
―そしてロペスさん、このルーキーの活躍。守っていてどんな風に見ているんですか?
毎試合いいピッチングをしてくれているので、新人王を獲ってもらいたいですね。
―そしてあの絶妙のタイミングでの同点ホームラン、すばらしかったですね。
僕のホームランもよかったと思いますけども、そのあと筒香が150号ホームランを打ってくれて勝つことができたので、それが本当によかったです。
◆筒香
―さあそしてその150号、筒香選手です。東京ドームで5本打って、見事にメモリアルをハマスタに合わせてきましたね。
ホーム球場で打てて本当によかったです。
―ソト選手が打って、ロペス選手も初球打ち。初球は「いくぞ」って決めていたんですか?
いやもう、前でチャモがすばらしいホームランを打ったので、その勢いで便乗しました。
―結構インコースの難しい球に見えました。
うまく打てたかなと思います。
―何よりも筒香さん、あの勝ち越しをチーム全体の力で、勝ちゲームにしたというのが大きいんじゃないですか?
試合に勝つことが一番ですので、試合に勝てたことが一番嬉しいです。
―さて、あと交流戦まで3試合ということになりました。節目ですけども、キャプテンとして一言お願いします。
明日から神宮で頑張りますので、ぜひ神宮に応援に来てください!
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