6月7日に行われた交流戦、横浜DeNA対西武の2回戦は西武が9対7で勝利。初回、立ち上がりがやや不安定な横浜の先発・京山を攻め、5番の栗山巧外野手(34)の3号3ランホームランで先制。その後3番の浅村、4番の山川にも一発が飛び出し、クリーンナップ揃い踏みの西武が横浜DeNAとの打ち合いを制した。大量得点の口火を切った栗山は「ホームランを打って守備につくときの“栗山コール”が本当に嬉しかったです」と、あらためて喜びを噛みしめた。インタビューの内容は以下の通り。
―見事にホームランを含む4打点の活躍、栗山選手です。おめでとうございます。
ありがとうございます。
―いやあ、終わってみればこのスコアボード。どんな気持ちで見ていましたか?
僕が初回に3ランを打っちゃったもんだから、こういう展開になったと思うんですけど(笑)。まあでも、とにかく勝ててよかったです。
―やはりあの3ランが効いたと思います。見事な一振りでした。
今日は自分なりに、それなりの覚悟を持って臨んだつもりなので、今日はうまいこと打てて本当によかったです。
―その覚悟と言いますと?
まあ腹を決めて「打つ」と。まああんまり、喋らさないでください(笑)。
―本当にあの3ランから始まって、チームもよく打ちました。今日は5番に入った栗山さん含めて、中軸の揃い踏みになりました。
そうですね。そこは全然意識してなかったんですけど、とにかく僕は1打席でもチャンスをもらったら「打つんや!」という気持ちを持って、それだけなんで。必死にやってます。
―ライオンズファンにとっては、栗山さんは出た試合では必ず結果を残す存在です。もうこれで25打点目になりましたけど、そのあたりの決意のほどを聞かせてください。
打点を稼げるというのはチームの勝利に貢献できているということなので嬉しいです。あんまり考えすぎず、思いっきり一日一日やっていけたらと思います。
―これでチームは3連勝です。6勝2敗となった交流戦ですが、日本一の経験を持つ栗山さんから見てチームのムードはどうでしょうか?
すごく勢いがありますね。みんなが本当に一球に集中してプレーできているので、このままの勢いで頑張っていきたいと思います。
―たくさんのライオンズファンもいらっしゃってます。この後の戦い、決意のほどをお願いいたします。
今日、ホームランを打ってレフトの守備についたときの“栗山コール”は本当に嬉しかったです。これからもそれを聞けるように頑張っていきたいと思います。
―本当におめでとうございました。
ありがとうございました!
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