横浜DeNAのエースがようやく戻ってきた。左肩の違和感で出遅れ、今季ここまで勝利がなかった今永昇太投手(24)が10日のセ・パ交流戦、対日本ハムの3回戦に先発。雨でマウンドがぬかるむ中で5回3失点の熱投。さらに5回にレアードを三振にとって雄叫びを上げるなど、ファイティングスピリットを見せつけ、誰もが待ち望んだ今季初勝利をつかんだ。
 初回、守備のミスなどもあり、いきなり32球を要して1失点。ラミレス監督は試合後「最初はどうなるかと思った」と不安を口にしたが、そこからしっかりと立ち直った。