これが2018年版のマシンガン打線だ。横浜DeNAが6月27日、優勝した1998年の復刻ユニフォームで試合に臨むと、当時セ・リーグの投手たちを震えさせたマシンガン打線を思わせるような連打を見せた。
 対阪神9回戦の3回、1死から1番の神里が2打席連続となるヒットで出塁すると、すかさず二盗。さらに2番の柴田のライト前ヒットで生還し、1点を返した。それでもこの日の打線は止まらない。続く3番ソトがセンター前に弾き返すと、1死一、三塁から4番筒香がレフトフェンス直撃のタイムリーツーベースを放った。そしてとどめは5番の宮崎。強風吹き荒れる中、初球をフルスイングすると打球はライトスタンド最前列に一直線の15号3ラン。一挙の5連打で5得点を挙げると、球場もお祭り騒ぎとなった。