![「今永よ、体の芯から汗をかけ!」野村弘樹氏が熱いエール 昨今の継投策に苦言も、ファンは賛同](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/8/f/724w/img_8fe6c26673c340fb127d1295356f280a329804.jpg)
6月28日に行われた横浜DeNA対阪神の10回戦は、守備の乱れに泣いた横浜DeNAが2対3で痛い敗戦。しかし、同一カード3連敗を喫するも光明はあった。それは左肩違和感によって出遅れ、今シーズンここまで1勝と苦しんでいる今永昇太投手(24)に見えた「復調の兆し」だ。
この日の今永は投球のリズム、球威ともに今シーズン1番の出来。運を手繰り寄せることはできず2勝目とはならなかったが、試合後には「今日はテンポ良く投球して、試合を作ることだけを考えてマウンドに上がりました。チェンジアップを有効に、しっかりと腕を振って投球することができました」と、一定の手ごたえを口にした。
そんな今永に熱いエールを送った人物がいる。98年のV戦士の大先輩である野村弘樹氏だ。AbemaTVで解説を務めていた野村氏は、1点ビハインドで迎えた7回のマウンドに今永が上がると「これでいいんですよ」と力強く切り出した。
「最近は継投策が重視されるあまり、先発投手は100球前後でマウンドを降りてしまいます。中4日なら理解できますが、中6日なんだから120、130球を投げ込めばいい。そうして球数を投げる中で、先発に勝ちが付いてくるものなんです」
「勝手な持論」と前置きをしつつ、さらにヒートアップした野村氏は続けて今永に熱いエールを送った。
「体の芯から汗をかけばいいんです。芯から疲れた方が、次に繋がるきっかけやステップを得ることができる。私も現役時代には、体が火照って眠れないことが何度もありました。今永にはそれをできる力がある。独り立ちどころか、仁王立ちしてもらわないと困る存在ですから」
この野村氏の熱い思いにAbemaTVの視聴者からは「そうだ、投げ込め! 今永」など、賛同の意見が多数寄せられていた。
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