7月9日の横浜DeNA対中日12回戦の7回、横浜DeNA2年目の佐野恵太内野手(23)が代打で登場し、貴重な同点2ランを放った。初球から積極果敢に振りに行った結果に、アレックス・ラミレス監督(43)も「佐野は本当に『オレは代打としてはいいバッターだぞ!』という感じで打席に立った。いい球をしっかり捉えるという気持ちで打ってくれた」と絶賛した。若手ながら、ここぞという場面で使いたい代打の切り札としての地位を確立しつつある佐野は「代打で心と体の準備ができるようになってきた」と、感覚をつかんでいた。