10日に行われた横浜DeNA対中日13回戦は、両チーム通じて27安打、21得点と荒れに荒れた乱打戦の末、中日が13対8で勝利した。
 審判団のリプレー検証あり、リクエストあり、横浜DeNA先発・ウィ―ランドの第1号バックスクリーン弾あり……良くも悪くも色々あったこの試合。そんな目まぐるしい試合を象徴するシーンが6回裏、横浜DeNAの攻撃で起こった。
 タイムリーを放った桑原、内野安打の石川を一、二塁に置いて迎えた宮崎の第4打席。中日2番手・藤嶋の投じた4球目を弾き返すと、打球はサード・福田の目の前、アンツーカーとの切れ目で大きく跳ね上がるとレフト線のフェアグラウンドへ。凡打が一転、タイムリーツーベースとなった。