![「これは厳しいバースデープレゼント」ファン同情 横浜DeNA石川、審判団リプレー検証後にエラー判定](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/2/5/724w/img_25fb158f4b5d6397893f7d083a51ea24437555.jpg)
7月10日に行われた横浜DeNA対中日の13回戦、この日に32歳の誕生日を迎えた横浜DeNAの石川雄洋内野手にとって、またチームにとっても非常に厳しい「エラー判定」が下される一幕があった。
問題の場面は4回の中日の攻撃時に訪れた。1死一塁の場面で、7番・福田の当たりはボテボテのサードゴロ。宮崎が無難にさばいて二塁に送球するが、走者の高橋周平のスライディングを避けようとした石川の足が塁上から一瞬早く離れた結果、塁審は「セーフ」の判定を下した。
この判定にざわついた横浜DeNAのベンチだったが、リクエストをするまでもなく審判団が集まってリプレー検証を決断。試合はしばし中断する形になった。
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検証中、AbemaTVで解説を務めた野村弘樹氏は「高橋もまっすぐ滑ってきているんで、問題はないところなんですが……。これがセーフって言われたらどうしようもないですね。正直、(アウトでも)なんの問題もなさそうですけどね」と話し、流れの中での接触を避けようとした石川のプレーを擁護。セーフの判定自体に納得がいかない様子だった。
しかし審判団の判定は「高橋のスライディングは問題なく、石川の足が離れたことによるセーフ」という結果に。中日は一・二塁とチャンスを広げ、石川にはエラーが記録された。その後、中日はこのチャンスを活かして先発・山井のタイムリーで2点を追加。一時は点差を3点に広げ、結果的に試合に大きな影響を与える判定となった。
ルールに従った判定結果ではあるものの、誕生日の石川にとってはあまりにも救いがない一連のプレー。AbemaTVの視聴者ファンからも、「これは厳しいバースデープレゼント」といった同情のコメントが寄せられていた。
(C)AbemaTV