16日に行われた横浜DeNA対ヤクルト12回戦は、横浜DeNAが1点リードで迎えた9回、ラミレス監督がマウンドを託した守護神・山崎が大誤算。打球がベースに当たるなどの不運も重なり、5失点の大乱調。土壇場で試合をひっくり返され、惜しいゲームを落としたチームは、後半戦の初戦を白星で飾ることはできなかった。
 試合後に報道陣の取材に応じ、9回の采配について問われたラミレス監督は「ヤスのところで、キャッチャーを嶺井や戸柱に交代することも考えた」と一時は揺れた胸の内を明かしつつも「(伊藤を交代して)仮にヤクルトに点が入ったら、相手に流れを与えたことになる。伊藤が素晴らしいプレーをしていたので、交代はしなかった」と続けた。