シーズン前に掲げた20年ぶりのリーグ優勝、日本一に向けて横浜DeNAがもがいている。前半戦を借金4で折り返し、後半戦のスタートはヤクルトとの3連戦で始まったが16日は9回に逆転され、17日は0対6の完封負け。痛い連敗で借金6となり、首位広島との差は9.5ゲームまで広がった。アレックス・ラミレス監督は、後半戦からオリックスからトレードで獲得した捕手の伊藤を2試合続けて先発マスクで起用し「チェンジ」で活路を見出しつつも、同時に打線のテコ入れについては「ステイ」を選択している。異なる2つの策は、チームを上昇気流に乗せることができるのか。