![「キャッチャーはただの壁じゃない」 林昌範氏、横浜DeNA・嶺井の“リード&好守”を称賛](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/c/8/724w/img_c8f0ff0f6ffe5765224727caa559bd24435669.jpg)
3日に行われた横浜DeNA対広島13回戦は、約5時間に及ぶ熱戦の末に7対6。延長11回の裏に倉本のサヨナラ打で横浜DeNAが勝利を手にした。
この試合の横浜DeNAの先発バッテリーは、7月20日の阪神戦以来の登板となった東と、キャッチャー・嶺井。2回に2点の先制を許しながらも尻上がりに調子を上げた東が、5回に広島・菊池を三振に打ち取ると、AbemaTVで解説を務めていた林昌範氏がおもむろに口を開いた。
「東投手のピッチングもそうですが、今日は嶺井捕手のジェスチャーを交えながら引っ張っていくリードがいいですね。配球の意図をピッチャーに少しでも分かってもらうためには、ジェスチャーや声掛けはとても大事なことです。キャッチャーはただの壁ではありませんから」
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嶺井はこの試合、林氏が「いい判断」と絶賛するフィールディングも見せた。2回表広島の攻撃、ツーベースとヒットで無死一・三塁のピンチの場面。野村の送りバントを素手で拾い上げると、素早く二塁に送球。ラミレス監督が一塁走者の判定にリクエストを要求するもダブルプレーにはならなかったが、三塁走者を釘付けにし、さらに投手の野村を一塁走者に残す好判断、好プレーだった。
11回に迎えた打席では、ウィ―ランドを代打に送られる悔しい思いもしたが、7人の投手を巧みにリードし、チームに白星をもたらした嶺井。オリックスから移籍した伊藤との正捕手争いは激しさを増すが、切磋琢磨でチームを牽引して欲しいところだ。
(C)AbemaTV