横浜DeNAに連敗を喫していた広島が、打線組み替えが序盤から成功した。8月4日に行われた対DeNA14回戦で、1回に3番丸が先制の2ラン。2番から8番に打順を下げた菊池も2回に3点目となるタイムリーを放つなど、前夜にサヨナラ負けした悪いイメージをあっさりと払拭した。
![広島、打線組み替えが序盤から成功 丸が先制2ラン 8番菊池もタイムリー](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/724w/img_b84198ddcc608b4ef3dfc46aedd08879493152.jpg)
菊池は7月の月間打率が2割を切ると、8月に入っても打撃不振が続いていた。広島打線の看板である田中・菊池・丸の「タナキクマル」から、2番に好調の安倍を入れる「タナアベマル」に変更。すると1回、田中が横浜DeNAの先発京山の立ち上がりを見極め、四球を選ぶと、1死後に丸が右中間に豪快な先制24号2ラン。また2回には8番菊池が二塁に西川を置いて、三遊間を抜くタイムリー。送りバントで二塁に進んだ後は、田中が放ったセンター前ヒットで俊足を飛ばして生還した。
前日、5時間近い延長戦でサヨナラ負けを喫し、嫌なムードを引きずりそうなところだったが、若い投手の立ち上がりを新打線で効果的に攻め、一気に試合の主導権を握った。
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