![延長10回のリクエストは選手への「労いと感謝」 横浜DeNA・ラミレス監督が選手の粘りを称える](https://times-abema.ismcdn.jp/mwimgs/7/3/724w/img_73b8ebb2fc9eb4821d6258d503994ed4619000.jpg)
8月5日に行われた対広島の15回戦で、横浜DeNAは5対6で敗戦。首位の広島に終始リードを奪われる展開だったものの、中盤の5回には筒香と宮崎の連続タイムリーで同点に追い付き、さらに土壇場の9回にはロペスのタイムリーなどで延長戦に持ち込む粘りを発揮。しかし延長10回にふたたび1点を勝ち越され、その裏の攻撃ではリクエストを使うなどベンチも含めた総力戦を仕掛けたが、わずかに及ばなかった。本拠地での6連戦を2連敗で終え、最下位脱出とはならなかった。
試合後、インタビューに応じたアレックス・ラミレス監督(43)は、結果的にラストプレーとなったリクエストの場面について「アウトのように見えた。リクエストを使うのは間違っていたかもしれない」と打ち明けつつも、「最後の最後、万が一ということもあるので。選手たちは本当によくやってくれた」と選手たちの頑張りに報いたい一心だったと語った。インタビューの全部は以下の通り。
――最後はリクエストをして粘りましたが……。惜しい試合でした。今の心境をお願いします。
正直、見た感じはちょっとアウトのようでしたが、最後の最後なので。万が一ということもあるのでリクエストを使いました。
――選手たちが一生懸命頑張って2度リードされたのを追い付いた、ということもあっての最後のリクエストだったかと思うのですが、いかがでしょうか?
そうですね。あれは最後のプレーでしたけども、もちろん選手たちの頑張りがありました。「アウトっぽいな」ということもあってリクエストを使うのは間違っていたかもしれませんが、選手は本当によくやってくれました。ベストなピッチャーで点を取られて負けたので、仕方がないと思います。
――切り替えて次の試合に臨んでいただきたいと思います。
もう今日の試合の結果は変えられないので、次の試合に向けてしっかりと準備をしていきます。
――ありがとうございました。
アリガトウゴザイマス。
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