その瞬間、横浜DeNA先発・東が、グラブで顔を覆って天を仰いだ――。
 17日に行われた横浜DeNA対広島16回戦の5回、広島の攻撃で丸が26号2ランを放った。2点を失うも粘りの投球を続け、躍動感を増しつつあった東にとっては痛い一打となったが、この場面にAbemaTVで解説を務めていた野球解説者の高木豊氏が言及。「これが広島打線の怖さ」と指摘した。
 この回の先頭打者、8番・キャッチャーの石原がサード宮崎を強襲する内野安打を放つと、続くピッチャーの野村は送りバント。1番・田中を空振りの三振に打ち取って2死とするも、2番・菊池にレフトへのタイムリーヒットを浴びた。続く3番・丸の初球、131kmのスライダーが肩口から甘く入ると、ライトスタンドへ飛び込む2ランで1対4となった。