8月29日に行われた横浜DeNA対中日22回戦で、中日が初回に大島洋平外野手(32)の6号2ランで先制に成功。このホームランの直前、京田陽太内野手(24)が二盗を仕掛けてアウトを告げられた直後に塁上で“セルフリクエスト”を要求し、判定をセーフに覆す場面があった。
 前日の試合では横浜DeNAに敗れて最下位に転落した中日。しかしこの試合では初回から積極的に仕掛けていく。1死から京田が四球で出塁すると、続く大島の打席ですかさず盗塁を試みた。タイミングは微妙で一度はアウトの判定が下るも、セーフという確信があったのか京田はすかさず“指で画面を示すジェスチャー”を作ってベンチにリクエストを要求。ビデオでの検証の結果、京田の足が大和のタッチよりも一瞬早く二塁に入っており、判定は覆って1死二塁の好機を作り出してみせた。