9月8日に行われた横浜DeNA対ヤクルト21回戦で、ヤクルト大引啓次内野手(34)が7回にヒット性のライナーをジャンピングキャッチ。2死満塁のチャンスでタイムリーを期待した横浜DeNAファンのみならず、ベンチのラミレス監督や坪井コーチまで“全力でガッカリ”させるビッグプレーとなった。
 6対5と横浜DeNAが1点リードして迎えた7回、横浜DeNAは桑原のツーベースを皮切りに筒香、ソトが出塁して2死満塁のチャンスを作った。追加点がほしい場面で、打席に立ったのは6番柴田。ヤクルトの4番手・中澤のボールをしっかりと見極め、フルカウントで迎えた7球目、やや甘めに入った外角高めの直球をとらえて、痛烈な打球をレフト方向へ放った。横浜DeNAファンの誰もがタイムリーを確信した瞬間、このライナーに反応したのが大引だった。