「選手ファーストじゃないことが発端にある」 スポーツ界のパワハラ問題について、U12世界少年野球監督・元木氏 2019/10/24 20:50 拡大する 「選手ファーストじゃないんですよ。選手や監督が組織の権力闘争に巻き込まれ、道具にされてしまっている。現場じゃない人が、選手に関して口を出し過ぎです。そういうところは、絶対に強くならない」 真剣な表情、強い口調で昨今、スポーツ界で話題になることの多いパワハラ問題について持論を語ったのは、8月に行われた「U12世界少年野球大会」日本代表監督としてチームを3連覇に導いた元木大介氏(46)だ。 2020年の東京五輪を控えた今、スポーツ界においてパワハラや指導と暴力の境界線など、様々な問題が明るみに出ている。一連の出来事について元木氏は「もちろん暴力は絶対にいけない。でも、パワハラや暴力が、どのような状況で行われていたかは僕ら第三者には分からない」と前置きをしたうえで、自身の指導における考え方を次のように語った。 続きを読む