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 25日、エンゼルスの大谷翔平選手が右ひじの靭帯再建手術を行うとチームが発表した。

 大谷選手は6月6日の登板後に右ひじの靭帯損傷が発覚。経過を見て9月2日に復帰登板したが、新たな靭帯損傷が見つかり二刀流は封印されていた。チームの医療スタッフからは「トミー・ジョン手術」と呼ばれる靭帯再建手術を勧められ、決断は本人に委ねられていた。手術はシーズンオフに入る10月の第1週に行われるとされ、手術を受けると投手復帰まで1年以上かかり、“二刀流”復帰は2020年のシーズンが見込まれている。

 そもそも「トミー・ジョン手術」とは、損傷した内側側副靱帯に手首から伸びる長掌筋腱などの一部を移植するもの。手術による大谷選手への影響について、元プロ野球選手でスポーツコメンテーターの古田敦也氏は「大丈夫だろう」との見方を示す。

 「損傷というのはバッサリ切れているわけではなくて、さけるチーズみたいにささくれている状態。医者にも状態が何%というのはわからないが、思いっきり投げていればいずれ切れてしまう。切れてから手術を行ってもいいが、シーズンオフを利用したほうが復帰プランは立てやすいのだろう。肩を手術して復帰できない人はいるが、この手術で90%以上の選手は復帰できているので(大谷選手も)大丈夫だろう」

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 手術後のリハビリ経過としては、約4週間でギプス除去、約5カ月で塁間(約27m)でのキャッチボール、約8カ月で全力投球を開始、12カ月~16カ月で投手復帰が見込まれる。来シーズンの投手復帰は見込みづらいものの、打者で復帰する可能性について古田氏は「バッターで6カ月、8カ月で戻ってきた選手もいるので、開幕は間に合わなくともうまくいけば6~8月には戻って来られるのではないか。来年は打つ姿を見られると思う」と期待を寄せた。

 また、この時期に手術を決断したことは「最高のタイミング」と指摘。「早めに手術して早く復帰を目指すという意味で最高。本人は迷ったと思うけど、若いうちにやっておいた方がいいという意見の方が多かったと思う。あと、メジャーには海外の選手は25歳まで高額な契約をしてはいけないという規約がある。大谷選手(24歳)はまだそれに引っかかっていて、すごい選手なのに現在の契約料は日本時代よりも全然安い。本来、ホームランを40本ぐらい打つかもしれない、20億ぐらいもらってもおかしくない選手で、2020年はその制限がぴったりなくなるタイミング。でかい契約になるか、もしかしたらエンゼルスから移籍ということもあるかもしれない」との見方を示した。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

投手ウィーランド、大谷翔平にも勝るとも劣らないバックスクリーン直撃の衝撃弾

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