プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」10月2日の2回戦が行われ、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)が東1局から終始トップを守り、そのままフィニッシュ。渋谷ABEMASにリーグ初勝利をもたらした。
対局者は起家からEX風林火山・勝又健志(連盟)、多井、KONAMI 麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。東1局、多井がいきなり見せた。「初物に強いんですが、配牌で季節外れのサンタさんが現れた!?」と採用ルールの特徴でもある赤牌を3枚使い切ったピンフ・ツモ・ドラ4で1万2000点を鮮やかに決めた。さらに東2局、東3局と加点し、東場だけで5万点台を積み上げ南場に突入。その後も危なげないゲーム運びで点棒を守りきり、初トップを飾った。
「緊張というか、なんか興奮した感じでした。今回チームの初戦は松本吉弘26歳。46歳の私は、32歳の白鳥翔の後が出番だと思っていたんです」と、2番手ではなく3番手での出場も予測していたのだが、予想外の起用に奮起していた。
そして子供が憧れるプロ野球選手やプロレスラーのように「もっと強くなって、人気者になって、憧れるような選手になれるように頑張りたい」と、誰からも愛される選手をも目指すことを誓った。【福山純生(雀聖アワー)】
【2回戦結果】
1着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU) 5万5400点/+75.4
2着 EX風林火山・勝又健志(連盟) 2万4100点/+4.1
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟) 1万8400点/▲21.6
4着 赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦) 2100点/▲57.9
【10月2日終了時点での結果】
1位 U-NEXT Pirates +81.9(2/80)
2位 赤坂ドリブンズ +62.1(4/80)
3位 渋谷ABEMAS +62.0(2/80)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲14.0(2/80)
5位 EX風林火山 ▲40.9(2/80)
6位 TEAM雷電 ▲71.9(2/80)
7位 セガサミーフェニックス ▲79.5(2/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
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