プロ野球生活19年間で306本塁打を含む1736安打を放った広澤克実氏(56)が、巨人で173勝を挙げ、その後、米大リーグにも挑戦した桑田真澄氏に言及。もし、投手ではなく野手としてプレーしていたら、「2500安打を打ち、ゴールデングラブ賞は総なめだった」と話し、その攻守における野球センスを絶賛した。
広澤氏は10月14日、東京六大学野球の秋季リーグを中継していたAbemaTVに解説として登場。25日に行われるドラフト会議に関する議論の中で、「桑田さんは、小さな大投手ですか?」という視聴者の質問を受け、元メジャースカウトの小島圭市氏(50)が「遊撃手として15年プレーしていれば、2000本はヒットを放っていた」と回答したことを受けて次のように続けた。
「いや、2500本は打っていたはず。さらにゴールデングラブ賞などは総なめにしていたでしょう」
米大リーグに渡ったヤンキースの田中将大、カブスのダルビッシュ有、エンゼルスの大谷翔平など、昨今、速球を軸に活躍する投手は身長が大きく、体重がある場合が多い。一方の桑田氏は身長が180cmに満たなかったことに触れつつ、その野球センスや技術の高さを改めて称賛していた。
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