10月25日に行われたプロ野球ドラフト会議で、高校生投手の中で最も注目を集めていた吉田輝星投手(金足農業)は、日本ハムが1巡目で指名、交渉権を獲得した。複数球団の競合も予想された中「外れ1位」で指名を受けた吉田には、ドラフト後に各所から様々な声が上がっている。ヤクルト、巨人、阪神で活躍した広澤克実氏(56)は「今のままだとダメなのは(大阪桐蔭の)根尾君も藤原君も一緒。選ばれた人間なので、大成してほしい」と語る一方で、“育成の日本ハム”と呼ばれることに元MLBスカウトの小島圭市氏(50)は「育成がすごいというけれど、すごくはない」と、一連の報道に対して一石を投じた。