「おもしろい子なんです」元寺尾・錣山親方、愛弟子・阿炎への溢れ出る愛　取組は「阿炎の時だけ体が動く」

　引退後も相撲ファンから大人気の元関脇・寺尾の錣山親方が、愛弟子・阿炎についての様々なエピソードを語り、愛を溢れ出させた。

　5月18日、AbemaTVの相撲中継に解説として登場した錣山親方は、阿炎の取組が間近に迫ると、それまで冷静かつ的確な解説を続けていたところから一変、一気に応援モードにスイッチオン。番組のテロップで阿炎の野菜嫌いが紹介されると「ホントに食べないですよ。（鍋でも）きれいに避けてます。全く食べないですね。指導してもダメなもんはダメですね」と、怒るどころか諦めたと笑った。遠藤の取組に見事勝利すると、勝負が決した瞬間に、小さいながらも「っしゃ！」という声が出たのが、マイクに拾われた。これには「阿炎の時だけ体が動くんです。審判の時に自分の弟子が出ると、声も何も出せないです」と、応援したくてもできない苦労もあると明かした。

　実況から、さらに阿炎との思い出を聞かれると、「正月に1日しか休みやらないぞって言ったら、後ろからタックルしてきて『2日お願いしますっ！』って（笑）」と、ほのぼのトークも展開。AbemaTVの視聴者からは、理想的な師弟関係だと絶賛する声が相次いでいた。

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