広澤克実氏、プロ野球選手の「目力」を語る「目がいいからカットボールをストレートとは思わない」 2019/10/24 12:12 拡大する プロ野球で通算306本塁打の強打者だった解説者の広澤克実氏(57)が、プロ野球選手の“目力”と、投手の変化球の回転について、プロレベルならではの現象や工夫があると語った。 広澤氏は5月18日、AbemaTVの六大学野球中継で解説を務めると、打者が変化球に苦労するシーンに、その回転がポイントにあると指摘した。ストレートに近い球速で、小さく曲がるカットボールは、打者が芯でとらえにくい球種として知られるが、「プロ野球の選手は目がいいから、カットボールをストレートが来たとは思わない」と、よく語られるストレートと思って振ったら詰まる、という説はプロレベルにはあてはまらないと否定。「スライダー回転しているのに、球速が変わらないから詰まる。回転にだまされて、そのままグッといくから」と、むしろ滑るように曲がっていくはずのものが、それほど曲がらないことでミート時に誤差が生じることが、凡打につながるとした。 続きを読む