大相撲十三日目、前頭四枚目の阿炎(錣山)が小結・碧山(春日野)に押し出しで敗れると、AbemaTVで解説を務めていた元関脇・寺尾の錣山親方が、強い口調で愛弟子への怒りを露わにする場面があった。
冒頭、阿炎が土俵に上がると実況を務めた舩山陽司アナウンサーから「阿炎、勝ち越しました」と話しを振られた錣山親方は「あ、そうなんですか」と、とぼけた後に「冗談です」と笑顔で和やかに応じた。しかし、取組を前に「頭を下げずに自分の相撲を取ること」と阿炎のさらなる飛躍に向けて注文を出したのもつかの間、直後の取組の内容を見るなり錣山親方の和やかな雰囲気は一変した。