
「パン、パン、パン」。町を歩いているときにベランダから聞こえてきる、布団を叩く音。そんな日常の生活音でさえも性行為を連想してしまう「セックス依存症」に悩まされた漫画家・津島隆太氏。「風でガタンと揺れる音、立体駐車場がギシギシ揺れている音。それらがセックスをしている音に聞こえてしまい、妄想の世界に入って歩みが止まってしまう」。症状と闘う自身の体験を漫画化し、2年ほど前から『週プレNEWS』で連載しており、今では月間200万PVを誇る人気作になっている。

20代の頃から女性関係が派手だったといい、「21歳くらいの時、エッチなお姉さんと知り合って、ゲームをして勝ったらセックスをするという遊びがきっかけになったのではないか」と振り返る。年を重ねるにつれ、性行為の内容がハードなものとなり、時と場所を選ばず、相手も不特定多数に広がった。
大好きだった交際相手に浮気がバレ、ハンマーで頭を殴られてしまったこともあるという。「快楽で相手をやっつけないと気が済まなくなってしまった。ソフトな語り口だとよく言われるが、セックスをする時は豹変してしまう。異常な興奮、異常な快楽に、強迫観念に近い状態があって、逆にそういうことをしないと、本当に気分が落ち込んでしまっていた。ハンマーで襲われた時、もうやめようと思った。でもやめることができなかった。決意して1か月も経たないうちに別の女性にいってしまった。こんなことをしたくないと思っているのにしてしまう。自分でも嫌になる。恐ろしいほどの強迫性なので、羨ましがられるような状態ではまったくない」。
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