悩める豪腕には、プライベートコーチが必要?プロ野球の強打者として活躍、現解説者の広澤克実氏(57)が、コンスタントに150キロを超えるの速球が持ち味ながら、制球に苦しむ阪神・藤浪晋太郎投手(25)について「個人でつけたら」と、チームではなく個人だけを指導するコーチをつけてみては、という提案をした。
広澤氏は10月26日、AbemaTVの六大学野球の中継に解説として登場。藤浪といえば、今やメジャーで活躍するエンゼルス大谷翔平(25)と、高校時代は並んで評価される豪腕だったが、近年は制球に苦しみ、同日に行われたフェニックスリーグでも4回無失点ながら9四死球、102球と荒れた。技術面、身体面、精神面と、各方面から指摘する人が多いものの、いまだ好調時の投球とはほど遠い内容になっている。
これについて広澤氏は「ほんのちっちゃなきっかけから重傷になってしまったんだろうけど」と切り出すと「アドバイザーという立場の人にも、いい人と悪い人がいる。藤浪はどうしたら直りますかと、いろんな人に聞いた。走り込み、メンタルという人はダメだった」と明かし「技術的なことを言った人の何人かは、これなら直るかもしれないと思えた」という。
今年2月のキャンプでは変更か、はたまたきっかけ作りか、サイドスローにも挑んだ藤浪だが「今はオフィシャルなコーチしかいないけど、プライベートなコーチをつけたら」と、投手だけでなく野手でも、個人用のコーチをつけることによって、技術向上や課題解決につながるのではと提案していた。
(AbemaTVより)