野球指導において永遠のテーマとも言える投手のコントロール向上理論は、最高峰であるプロ野球においても、確立はなかなか難しいようだ。プロ野球の強打者として活躍、現解説者の広澤克実氏(57)が、投手の球速向上とコントロール向上の難しさを比較し「球速は方法論が何個かあるが、コントロールの方法論は確立していない」と説明した。
広澤氏は10月27日、AbemaTVの六大学野球の中継に解説として登場。六大学の選手たちの活躍ぶりを見守りながら、投手の育成について言及した。球速とコントロールの向上について「両方難しい作業だけど」とした上で、「若い子が球速を上げるためには方法論が何個かある。コントロールがよくなる方法は確立されていない」とした。