史上2位の32回の優勝を誇る元横綱大鵬の孫で元関脇貴闘力の四男、夢道鵬(本名・納谷幸成)が今場所、大嶽部屋から初土俵を踏み、8日目には新序出世披露を行った。「大鵬」の四股名が入った、亡くなった偉大な祖父の化粧まわしもお披露目となり、プロとしての第一歩を踏み出した。
三日目から始まった前相撲では同じ埼玉栄高の1年先輩である阿武松部屋の二本柳に押し出され、“プロデビュー”戦は黒星。翌四日目の前相撲2戦目もモンゴル出身で出羽海部屋のトムルバートル・テムレンに一方的に攻め込まれて連敗。3戦目にして鳴戸部屋の岩田に勝ってやっとのことで“プロ初白星”を掴んだ。