「攻められても“残り腰”がある」錣山親方が朝乃山の強さの要因を分析

＜大相撲初場所＞◇九日目◇20日◇東京・両国国技館
　関脇・朝乃山（高砂）が小結・大栄翔（追手風）を上手投げで下し、6勝目（3敗）をあげた。
　立ち合いで得意の下からの当たりを見せ、終始有利な展開で攻める大栄翔。押され気味の朝乃山だったが、土俵際で何度も残しながら勝機を伺い、左上手を差した瞬間一気に前に出て大栄翔を豪快に投げ飛ばした。
　AbemaTVで解説を務めた元関脇・寺尾の錣山親方は開口一番「大栄翔いい相撲ですよね」と敗れた大栄翔を称賛した。朝乃山の強さについては「攻められても“残り腰”があるんですよね。かなり柔らかくて、腰が重いんじゃないですかね」と分析した。