「言っていることはよくわからないですが…とにかく白いタオルに謝れ」
 普段は物静かな元関脇・安美錦の安治川親方が、前頭七枚目の松鳳山(二所ノ関)に対して物申す場面に、相撲ファンが騒然となる一幕があった。
 それは松鳳山が自身のまわしとタオルの色に対するこだわりについて「そこ(まわしとタオル)の色は合わせた方がいいかなと思っています。なるべく似たような色とか、黒なのに白のタオルとか。そもそも白いタオルってちょっと貧乏くさくないですか? 黒に黒、青に青とかそういうのがいいです」と熱弁を振るった直後のことだった。