芝田山親方、高安を破った炎鵬の下手投げに「投げてない」と異論 解説に垣間見えた炎鵬の巧さ 大相撲 2020/01/24 11:14 拡大する <大相撲初場所>十二日目◇23日◇東京・両国国技館「(決まり手が)下手投げになっているけど、投げてないですよ」 元横綱・大乃国の芝田山親方が発した言葉が、十一日目に関脇・朝乃山(高砂)を押し出しで、さらに十二日目には関脇・高安(田子ノ浦)を下手投げで下し7勝目を挙げた前頭五枚目・炎鵬(宮城野)の好調ぶり、巧さを物語っていた。 立ち合い突き離す高安に対して、左を差した炎鵬。すると高安は覆いかぶさるように右の腕を抱える。この体勢を嫌ったか一度は自ら離れた炎鵬が再び高安の懐に飛び込むと、今度は右の腕をたぐり、左の前みつを引いた。 続きを読む