将棋の朝日杯将棋オープン戦・準決勝が2月11日に行われ、永瀬拓矢二冠(27)と阿久津主税八段(37)が現在対局中だ。勝者は午後2時30分から行われる決勝で、3連覇を目指す藤井聡太七段(17)と千田翔太七段(25)の勝者と対戦する。
永瀬二冠は2009年10月に四段昇段。2018年度の叡王、2019年度に王座のタイトルを獲得し、豊島将之竜王・名人(29)、渡辺明三冠(35)とともに複数タイトル保持者となっている。棋戦優勝は2回あるが、いずれも若手限定の棋戦で、朝日杯を制すれば全棋士参加の棋戦では初優勝となる。
阿久津八段は1999年10月に四段昇段。タイトル経験はないが、全棋士参加の一般棋戦では2度優勝があり、そのうち1度はこの朝日杯(2008年度=第2回)だ。
持ち時間は各40分で、振り駒の結果、先手は永瀬二冠。両者の対戦は過去6回あり、全て永瀬二冠が勝利している。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。