一人大関は昇進チャンス? 1人以下から大関昇進、過去6人中5人が目安“33勝”未満 「東西に1人ずつ」の大原則 大相撲 2020/03/12 07:00 拡大する 今場所の大関は貴景勝ただ1人となり、西横綱の鶴竜が空位となった西大関も兼ねる「横綱大関」となった。38年ぶりに「横綱大関」がお目見えしたことで場所前はかなり話題になったが、これはあくまでも番付上だけの措置であり、鶴竜は横綱として土俵上においては何ら変わることはない。▶中継:朝乃山、既に大関の風格 「横綱」の文字が番付に初めて登場したのは明治23年(1890年)夏場所から。当時は「横綱」は地位ではなく強豪大関に与えられる称号だったため、横綱が地位として明文化される明治42年(1909年)2月までは大関が番付における最高位であった。番付の最高位である大関は東西に必ず据えなければならないという当時の慣習が現在も番付上では続いている形だ。 続きを読む