昨年9月、史上最年長でタイトルを獲得し涙した木村一基王位(46)は、新たな試みに原点である「将棋を楽しむ」ことを目指している。超早指しというルールだけでも斬新だった「AbemaTVトーナメント」が、第3回大会は個人戦から団体戦にモデルチェンジ。また、リーダー棋士が2人の仲間をドラフトで指名することになった。ここで木村王位がテーマに掲げたのが「楽しむ」というもの。肩に力を入れることなく、自然体で戦いに挑めるメンバー構成を目指す。