将棋の藤井聡太七段(17)が3月12日、竜王戦3組ランキング戦で高橋道雄九段(59)に79手で勝利、ベスト4入りを決めた。藤井七段はこれでランキング戦では無傷の18連勝を記録。史上初の4期連続優勝にあと2つと迫った。
藤井七段はデビュー以来、6組、5組、4組とトーナメントを無敗で勝ち上がり、史上3人目となる3期連続優勝を達成。あっという間に3組まで浮上すると、今期も2戦を勝ち上がり、ベスト4入りを果たした。対局後には「序盤から激しい展開になったんですけど、思ったより成果が上がらなくて、少し苦しい展開になったような気がします。思った以上に、こちらの手が難しい形になってしまったのかなと思いました」と、勝利を収めたものの、長考もあり難しい将棋だったと振り返った。
準決勝では、朝日杯将棋オープン戦で3連覇を阻まれた千田翔太七段(25)か千葉幸生七段(41)、決勝ではタイトル経験のある菅井竜也八段(27)か、師匠である杉本昌隆八段(51)と対戦する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)