花田虎上氏、琴奨菊の巧なまわし使いを解説 「柔らかい一枚目をわざと取らせる」
【映像】ABEMAでみる

大相撲大阪場所>◇七日目◇14日◇エディオンアリーナ大阪

 前頭十三枚目の琴奨菊(佐渡ヶ嶽)が前頭十七枚目・明生(立浪)をすくい投げで下して4勝目を挙げた。

【映像】琴奨菊の技が光った一番(20分後頃)

 立ち合いで得意の左四つになった琴奨菊に対し、明生も右のまわしに手をかけたが、一枚まわしだったために緩み、力がうまく伝わらずに琴奨菊のすくい投げを堪えることができずに5敗目を喫した。

AbemaTVで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「明生が取ったまわしが一枚だった。琴奨菊は一枚のまわしを柔らかく巻いているので伸びてしまう。相手は引きつけが効かないので、二枚目、三枚目のまわしも取らなければ上手を取った意味がなくなってしまう」と話すと、さらに「(琴奨菊は)左を差してから、右上手を取らせるが、わざと柔らかく巻いている一枚目だけを取らせる。二枚目、三枚目は固く巻いているので」と琴奨菊のまわしの巧な使い方について独自の視点で補足した。

【映像】琴奨菊の技が光った一番(20分後頃)

大相撲大阪場所7日目の模様 | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】
大相撲大阪場所7日目の模様 | 無料のインターネットテレビは【AbemaTV(アベマTV)】

【その他の注目記事】

視聴者驚き…炎鵬の取組に元小結・旭道山も「こんな相撲、そんなに見るもんじゃない」
視聴者驚き…炎鵬の取組に元小結・旭道山も「こんな相撲、そんなに見るもんじゃない」
AbemaTIMES
無観客の館内に「ドスン」と響く転落音 千代大龍の左足負傷に心配の声「すごい音がした」
無観客の館内に「ドスン」と響く転落音 千代大龍の左足負傷に心配の声「すごい音がした」
AbemaTIMES