痛恨の「2連続くじ外し」にも、“貴族”は気高く優しげな笑みを振りまいていた。プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」のドラフト会議の模様が4月4日に放送され、佐藤天彦九段(32)は1巡目、2巡目ともに指名が重複し、抽選ではいずれも外れ。それでも斎藤慎太郎七段(26)、阿部光瑠六段(25)という強力なメンバーをきっちりと揃え、「みんな普段マイペースで穏やか」という3人で強豪揃いの大会を勝ち抜く。