「能力的に一番足りないと思っていた」プロ断念2度の苦労人・今泉健司四段、昨期新人王を撃破/将棋・AbemaTVトーナメント 将棋 2020/04/26 09:23 拡大する 諦めない46歳が、20歳下の若手ホープを撃破だ。将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Aリーグ、チーム久保VSチーム三浦が4月25日に放送され、先鋒戦でチーム久保の今泉健司四段(46)が、高野智史五段(26)との三番勝負に2勝1敗で勝利、+1ポイントを獲得した。▶映像:46歳の苦労人・今泉健司四段が勝ち越しを決めた第3局 縛り付けられていた不安と緊張から、一気に解き放たれた。プロ入りの道を2度断たれてもなお諦めずに夢をつかんだ46歳と、新人王に輝いた26歳の若手ホープ。今泉四段は自ら「全出場者の中で一番能力的に足りないんじゃないかという思いは、はっきりあった」と地力に劣ると自覚する中、持ち味の粘りをフル活用した。 続きを読む