視聴者「鳥肌立った」「感動で涙出る」超一流の激闘、結末は“超レア”持将棋に/将棋・AbemaTVトーナメント 将棋佐藤天彦,渡辺明 2020/05/10 09:29 拡大する 将棋の超早指し団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」の予選Bリーグ第2試合、チーム渡辺VSチーム天彦が5月9日に放送され、大将戦(三番勝負)で渡辺明三冠(36)と佐藤天彦九段(32)との第1局は、息詰まる激戦の末、持将棋指し直しとなった。映像として見る機会もめったにない持将棋の成立に、視聴者からも驚きと興奮の声が続出した。▶映像:ファンが涙した激闘は持将棋に プライベートでも親交が深く、公式戦でも数多く対戦している間柄の2人が、持ち時間5分・1手指すごとに5秒加算という独特な超早指し戦において、まさかの持将棋をファンに見せた。渡辺三冠の先手、戦型は相矢倉になると、両チームの棋士たちから「(指し手が)一番速い」と驚きの声があがるほどのスピードで進行。譲らぬ中盤、熾烈な終盤と、残り時間が数秒しかない中でも勝負手の応酬になると、解説を務めていた及川拓馬六段(33)から「まじっすか。すごいですね!」と声が漏れると、聞き手の渡部愛女流三段(26)からも「いや、すごい!うわぁ…」と、言葉にならない声が出続けた。 続きを読む 関連記事