将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月8日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第1局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)と対局中だ。記念すべきタイトル戦の初対局で、先手番となった藤井七段は、矢倉を採用。また、タイトル戦では和服で臨む棋士が多い中、藤井七段は普段通りスーツ姿で登場した。序中盤は互角の戦いだ。
2016年10月、史上5人目の中学生棋士となった藤井七段だが、数々の大記録・最年少記録を打ち立てるとともに、実力も確実にアップ。毎年、対戦相手のレベルも上がる中、昨年度は史上最多の3年連続勝率8割超えを達成し、通算勝率でも前日までの公表数字で.844という驚異的な数字を残している。
棋聖戦では初防衛戦となる渡辺棋聖は竜王、棋王で永世称号の資格を得ている超一流棋士。タイトル25期は、現役棋士の中で3位、通算でも5位にランクインしている。10日からは自身初となる名人戦出場も決めており、36歳にして全盛期とも言えるような強さを誇っている。
両者の対戦は過去に1度だけあり、その際は藤井七段が勝利している。持ち時間は各4時間で、先手は藤井七段。終局は夜の見込み。ABEMAでは五番勝負全局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
渡辺明棋聖 うな重(竹)ご飯小・赤だし 藤井聡太七段 カツカレー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明棋聖 2時間48分(消費1時間12分) 藤井聡太七段 2時間45分(消費1時間15分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)
▶映像:藤井聡太七段、注目のタイトル戦で対局中
▶映像:王座戦二次予選 藤井聡太七段 対 大橋貴洸六段 6/10(水)9:30~







